2019年2月28日木曜日

郷土料理できずなを感じる!

きずなの日(熊本)




YMCAいずみ保育園      きずなの日のご報告

いずみ保育園では7年前の東日本大震災をきっかけに、毎月11日を「きずなの日」として岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供しています。
今でも大変な思いをしている人がたくさんいることを震災を知らない子どもたちが知り、考える機会をつくりたいと思います。



月は、12日がきずなの日でした。
大地震の被害を受けた熊本県を思って、みんなで郷土料理を食べました。

お昼
・かしわめし
・だご汁
・坐禅豆(ざぜまめ)

☆おやつ☆
いきなり団子(だご)

かしわめしは、九州地方で、鶏肉のことを「かしわ」と呼ばれていて
熊本県でもよく食べられている、鶏肉の炊き込みご飯です。


黒砂糖で甘く煮た、坐禅豆も「甘いおまめおいしい!」と子どもたちに好評でした。



おやつのいきなり団子は、保育園では生地が米粉と白玉粉で作っていて、
子どもたちは、「のびる~」、「手にくっついたよ~」と言いながら
よく噛んでたくさん食べてくれました。







子ども達が、きずなの日を通して少しでも地震の被害を受けた土地のことを
思ってくれる機会になると嬉しいと思います。

YMCAいずみ保育園  栄養士 須貝玲美 )



旧正月のお祝い料理をたべました!

YMCAいずみ保育園    世界の料理(旧正月)  のご報告


いずみ保育園ではベトナム、中国、ウガンダ、ペルー、フィリピンにつながる園児、職員がいます。
保育園の献立に毎月1回、「世界の料理」として各国の料理を提供し子どもたちに料理を紹介しています。

毎年2月の世界の料理の日は、
旧正月で2日間にわたって、ベトナム・中国のおやつを作っています。

旧正月とは旧暦の正月のことで、日本でいう1月1日のお正月とは違い、
毎年日にちが違います。
日本ではあまりなじみのない旧正月ですが、沖縄などの一部の地域、中国やベトナムでは旧正月をお祝いすることが多いです。

2月5日のおやつはベトナムのチェー

2月6日のおやつは中国の蘿蔔糕(ロウパッコウ)でした。


☆チェー:黒豆、さつまいも、キクラゲ、緑豆、タピオカをココナッツミルクと煮込んだおやつです。旧正月に神様にお供えものとして作られることがあります。
甘いココナッツミルクの中に、キクラゲが入っているのを不思議がっている子や、
タピオカが好きで集めながら食べている子もいました。




蘿蔔糕(ロウパッコウ)
日本でいう、大根餅です。旧正月に台湾では神様と先祖を祭る時にお供えとしてよく作られています。
米粉と片栗粉でできた生地に、ごま油で炒めた千切りの大根を混ぜ込み、醤油をぬりながら焼きました。香ばしいにおいに、子どもたちも「おいしそう~」とたくさんたくさん食べてくれました。






YMCAいずみ保育園  栄養士  須貝玲美  )

2019年2月27日水曜日

ピンクシャツデーってなあに?

YMCAいずみ保育園・ピンクシャツデー報告

「ピンクシャツデーってなあに??」
ということで、2月15日(金)に、最初に幼児クラスの中で「ピンクシャツデー」のお話をしました。
昔、カナダでピンクのシャツを着た男の子がいじめにあった時、「そのいじめをなくそう!!」と男の子でも女の子でもピンクのシャツを着て、みんな「大切な友だち」だということをアピールしながら自然にいじめがなくなったというお話です。最初に先生からお話を聞き、そして今度は子どもたちに、このいじめの話を実際にみんなの前に出てきて演じてもらい、「どんな気持ちかな?」と考えました。
「男の子がピンクの服を着たら気持ち悪い?」「ピンクの服着てる男の子とは遊ばないっていわれたらどうかな?」と聞くと「いやな気持ちになる。」「何色の服着てても良いんだよ。」と子どもたちは答えてくれました。
ピンクシャツデーの話から、「みんな違ってみんないい」ということと、髪の毛が長くても短くても国が違ってもみんな「大切な友だち」ということを、みんなで輪になって手を繋ぎ、一緒に思い合いました。
221日(木)の誕生会では園長先生から全クラスの子どもたちに、改めてお話がありました。そして27日(水)の「ピンクシャツデー」の日に向けて、保護者の方やスタッフの皆さんから「いじめのない世界をめざす」ためのメッセージを集め、大きなピンクTシャツポスターを作りました。大きなTシャツの周りには お母さんたちが描いた メッセージTシャツを着た子どもたちも登場しています。登降園の時間帯は保護者の皆さんも足を止めて一緒にメッセージを興味深く読んでいる様子を伺うことができました。
乳児クラスの子どもたちも知っているお友だちの顔写真を見つけて、嬉しそうに指をさしながら興味を示してくれました。

午前中、幼児クラスでは紙芝居を見ながら、繰り返しお話を聞き、ピンクシャツデーの理解をさらに深めました。

「みんな違ってみんないい、みんな大切な友だち」という気持ちが、いずみ保育園での保育生活の中でどんどん育っていくことをスタッフ一同心から願っています。一人ひとりがお互いを大切に思い、いじめのない笑顔いっぱいの世の中になりますように!

YMCAいずみ保育園 佐々木美智)



2019年2月26日火曜日

江ノ島ウォーク!!



毎年恒例の江ノ島ウォークに行きました。
天気予報は雨予報でしたが、直前に曇りマークになり、なんとか決行できました。
出発!

2日前に湘南台公園まで同じ道を歩いていたので、「ここの道、この間も歩いたよね」「ここのずっと先だよ」と答えると、「えぇ~」と驚きながら川沿いを歩いていきました。
川沿いには面白い形の橋があったり、かわいい赤い色をした家があったり、発見をしながら歩きました。





途中雪が降ってくるハプニングもありましたが、お弁当を食べるころには雪もやみ、「さむいね~」と言いながらも、みんなで楽しくお弁当を食べました。





藤沢駅を過ぎるまでは川沿いではなく街中を歩きました。





川沿いに戻ると、川の幅がすごく広がっていて、子どもたちも「広くなってる!」と驚いていました。
偶然消防士さんたちの訓練に遭遇しました。子どもたちもくぎ付けでした。


江ノ島が見え始めると、「あれが江ノ島?」「あの高いのなに??灯台ってなに??」と興味を持って江ノ島を目指してまた歩きました。
片瀬海岸に着くと、「海だ~~~!!」「着いた!!」と感動の声が上がりました。
子どもたちは、「疲れた」の一言もなく、歩き切ることが出来ました。
今回、4名の保護者が共に歩いてくださり、子どもたちも関わりを喜んでいました。
時間の関係で海岸で遊ぶことはできませんでしたが、3月に機会を設けて、また江ノ島を歩いてみたいと思います。


  
YMCAいずみ保育園 今井 詩織)

2019年2月22日金曜日

みそ汁おいしい~!!!


YMCAいずみ保育園 クッキングのご報告(01歳児)
 
220日(水)、ことり、うさぎぐみでみそ汁を作りました。
まず始めに、白菜をちぎりました。白くて厚い所はむずかしく、かんでちぎろうとする子もいました。葉っぱの所はやわらかく、指先を使ってちぎっていました。







 人参は、保育士がピューラーでそぐのを見てみんなザルの中に入れてくれました、えのきだけは、触って感触を感じました。
 


さて、それをお鍋で煮ていくと、泡がプクップクッ・・・                プクプクーーーと勢いよく出てくるのを見て「さかなの!」と空気ポンプの泡が出ているの
同じだということを教えてくれる子もいました。
 3月に作った手作りみその味見もしました。そのみそを煮えた野菜に入れてみそ汁を完成させました。
 
                                           給食には、そのみそ汁を食べた子どもたちは「おいしいー!」と汁を飲み干していました。みんなで作ったみそ汁はやはりおいしくて3杯もおかわりする子もいました。
                                                                                     


 

                                                                                     

 とても楽しいクッキングでした。                  

  
YMCAいずみ保育園 平野 芳子 )

2019年2月16日土曜日

素敵な芝生スペースを目指して!

YMCAいずみ保育園・園庭芝生スペース整備作業報告

いずみ保育園の園庭には、横浜市の緑化整備助成のバックアップのもと、2016年度から芝生化を行っているスペースがあります。
春になって芝生が生き生きと育ってくれるように、園庭タスクチームで保護強化の取り組みを進めています。
作業前の園庭
芝生はまだ休眠状態です。
216日(土)には、4歳児きりんぐみとの2歳児りすぐみのご姉弟の保護者の方のお勤め先「株式会社 渋谷緑建」よりご協力をいただき、芝生と園庭の境に古タイヤの埋め込み作業をボランティアで行ってくださいました。古タイヤは、保育士のお知り合いの 「株式会社ビックフット」という業者の方から無料でいただいたものです。
20個のタイヤを芝生の脇に埋める作業です。
朝早くから保護者のお父様と他に2名のボランティアの方が参加してくださり、「ユンボー」という小型のショベルカーを持参していただき、軽々と穴を掘り次々とタイヤを埋めてくださいました。
園庭にミニショベルカー「ユンボー」が登場!
最初の1個が埋められました。
どんどん穴が掘られていきます。
次々にタイヤが埋められました。
途中から向きを変えて埋めてもらいました。
埋めた後もしっかり土を固めてくれました。
2階のテラスや廊下のガラス越しで見ていた子どもたちも、珍しい機械の登場に「がんばれー!」と大声援をかけてくれました。
タイヤは、芝生に人が入りにくくする他、園の子どもたちが馬乗りをしたり、渡り歩いたり、ジャンプしたり、バランス感覚を養うための遊具にもなり、子どもたちにとっても素敵なスペースになることでしょう。

「株式会社 渋谷緑建」の皆様には、タイヤの埋め込み作業以外に裏の畑のスペースを「ユンボー」で土起し作業もしていただき、大きく頑丈な木の根をきれいに掘り起こしてくれました。
柵を解体し、柵を超えて伸びた木もこの通り。
パパ、かっこいいです!
スタッフのお子さんも畑のお掃除ボランティアしてくれました。
こんなにたくさんきれいにしていただきました。

「株式会社ビックフット」の皆様からの古タイヤのご提供、そして株式会社 渋谷緑建」の皆様の1日かけてのボランティア作業、心から感謝申し上げます。お陰様でこんなに素敵な園庭になりました。これから保育園の子どもたちと一緒に大切に使っていきたいと思います。

早速、週明けの月曜日、突然出現したタイヤに子どもたちは興味津々、あっという間に行列ができました。

先生が見守る中、一人ずつ、恐る恐る、乗っかって進んでみました。

 慣れてくれると、みんなバランスよく、軽やかに渡り歩くことができるようになりました。みんなとっても嬉しそうです。

春が来て、芝が芽吹き、園庭の青々と育った 芝生やタイヤの周りで子どもたちが賑やかにゆったり過ごせることをとても楽しみにしています。本当にありがとうございました。

YMCAいずみ保育園 佐々木美智)