2020年3月31日火曜日

世界の料理(フィリピン)


YMCAいずみ保育園    世界の料理(フィリピン)

 いずみ保育園では、ベトナム、中国、ウガンダ、ベルギー、フィリピン、ペルー、ブラジルにつながる園児・職員がいます。
保育園の献立に毎月1回【世界の料理】として各国の料理を提供し、子どもたちに
紹介しています。

3月の世界の料理はフィリピンでした。
・ごはん
・メヌード
・スターフライ
・スープ
・フルーツ

☆メヌード:レモン果汁と醤油に漬け込んだ鶏肉と野菜をトマトペーストで煮こみました。

☆スターフライ(豆腐ともやしの炒め物):豆腐、もやし、人参、にんにくを炒めて塩コショウで味付けしました。

 下味に漬け込み味が染みたお肉とよく煮込んだ食材は柔らかく、こどもたちに人気でした。トマトソースを口のまわりにつけながら美味しそうにたくさん食べてくれていました




<おやつ>

・ギナタン ビロビロ
・牛乳

☆ギナタン ビロビロ:紫いもパウダー、もち粉、豆腐で作ったお団子とさつま芋とタピオカパールをココナッツミルクに入れて作りました。

乳児クラスでは、甘いココナッツミルクがおいしかったのか、たくさんお代わりをしてくれていました。

 幼児クラスでは中に入っているおだんごをすくいながら、
「紫のお餅がもちもちしておいしい!」と普段と違う食材に興味津々になりながら食べていました。


これからも子供たちが様々な食材に触れる機会を作っていきたいと思います。


YMCAいずみ保育園 栄養士 須貝玲美)

きずなの日(福島県)のご報告


YMCAいずみ保育園   きずなの日(福島県)のご報告

いずみ保育園では9年前の東日本大震災をきっかけに、毎月1回「きずなの日」として岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供しています。
今でも大変な思いをしている人がたくさんいることを、震災を知らない子どもたちが知り、考える機会となればいいなと思います。

3月11日に福島県の郷土料理をみんなで食べました。

<お昼>
・ざくざく煮:野菜をざくざく切ることからざくざく煮と呼ばれています。鮭とたくさんの野菜が入り、お出汁と醤油で味付けしました。

・ひき菜いり:「ひきな」とは大根や人参の千切りを意味する方言で、甘辛い味付けの郷土料理です。



<おやつ>
・しんごろう:すりつぶしたえごまの種子とみそ、砂糖で作ったみそだれを 丸めたご飯にかけて焼きました。しんごろうという人が作ったといわれていることから、この名前が付いたという説があります。



ざくざく煮は鮭の出汁が出ており、野菜もたくさん入っています。副菜は炒めた野菜にシンプルなしょうゆ味で、郷土料理はその土地の農作物をたくさん食べることが出来ます。




おやつは甘めのみそだれがごはんと合い、子どもたちもたくさん食べてくれました。



郷土料理を食べるきずなの日を通して、子どもたちに地震のあった場所、大変な思いをしている人たちがいることを伝えていきたいと思います。

YMCAいずみ保育園  栄養士 須貝玲美)

2020年3月6日金曜日

世界の料理の日(旧正月メニュー)



YMCAいずみ保育園      世界の料理の日(旧正月メニュー)のご報告

 いずみ保育園では、ベトナム、中国、ウガンダ、ベルギー、ペルー、フィリピン、ブラジルにつながる園児・職員がいます。
保育園の献立に毎月1回【世界の料理】として各国の料理を提供し、子どもたちに紹介しています。

2月は旧正月メニューとして中国とベトナムのおやつを2日間に分けて出しました。

1日目は中国です。
中国のおやつは「蘿蔔糕(ロウパッコウ)」


 日本でいう、大根餅です。旧正月に神様と先祖を祭る時にお供えとしてよく作られています。
炒めた大根を米粉と水でねった生地に加え、平たい団子状にします。それをホットプレートで醤油をからませながら焼きます。
醤油の香ばしい香りが食欲をそそり、子どもたちもたくさん食べてくれました。






2日目はベトナムの「チェー」です。

 さつまいも、キクラゲ、緑豆、タピオカをココナッツミルクと煮込んだおやつです。
旧正月に神様にお供えものとして作られています。
今日のチェーは温かくして食べます。緑豆とさつま芋をココナッツミルクでコトコトと煮込むと、とろみがでてきます。
いつもの世界の料理で出しているチェーとは具材が少し違い、旧正月に食べられる特別なチェーとなりました。

食事を通して色々な国の文化を伝えていけたらと思います。


YMCAいずみ保育園 栄養士 中丸)

きずなの日(岩手県)


YMCAいずみ保育園   きずなの日(岩手県)のご報告

いずみ保育園では毎月11日を「きずなの日」として岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供しています。

8年前の東日本大震災、6年前の熊本地震により、今でも大変な思いをしている方々を子どもたちと一緒に思い出し、考える機会を作りたいと思います。

2月は岩手県の郷土料理をみんなで食べました。

~お昼~



・鮭のねぎみそ焼き:岩手県を代表する秋鮭にねぎ味噌をつけて焼きました。

・すき昆布の煮物:すき昆布は三陸沿岸から八戸あたりが主な産地であり、煮物にして食べることが盛んになりました。

・けんちん汁:粗くつぶしながら油でいため、水分をとばした豆腐を入れることが特徴です。

・フルーツ





~おやつ~

・米粉のなべ焼き:岩手県といえばこのおやつ!というほどポピュラーなホットケーキのようなおやつです。保育園では米粉と黒砂糖を使って作りました。





YMCAいずみ保育園 栄養士 中丸)