2019年7月30日火曜日

YMCAいずみ保育園    きずなの日(熊本県)

いずみ保育園では8年前の東日本大震災をきっかけに、毎月11日を「きずなの日」として岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供しています。
今でも大変な思いをしている方々を子どもたちが思い出し、考える機会をつくりたいと思います。

7月のメニューは、熊本県でした。
・かしわめし
・ひこずり
・つぼん汁
・フルーツ 

☆かしわめし: 九州地方で鶏肉のことを「かしわ」と呼び、よく食べられている、鶏肉の炊き込みご飯です。

☆ひこずり:甘辛いみそで炒り煮したものを熊本県では「ひこずり」と呼びます。
「ひこずる」は「引きずる」の熊本の方言で、炒り煮するさまを鍋の底を「引きずる」といったところからきているのではないかと言われています。

☆つぼん汁:深い壺に作り、盛り付けることから、つぼん汁と呼ばれています。





おやつは、
・いきなり団子
・牛乳

☆いきなり団子:短い時間で「いきなり」作れることと、生の芋を調理する「生き成り」という言葉がかさなって名前がついたと考えられています。




熊本県の料理も、子どもたちが食べ慣れてきて、みんなモリモリ食べていました。
いきなり団子は、みんな手にくっついてべたべたになりながらも、おいしい!と食べていました。


YMCAいずみ保育園 栄養士 須貝玲美)
YMCAいずみ保育園      世界の料理の日(ウガンダ)のご報告
いずみ保育園には、ベトナム、中国、ペルー、ウガンダ、フィリピン、ベルギーの海外につながる園児・職員がいます。
保育園の献立に毎月1回【世界の料理】として各国の料理を提供し、こどもたちに紹介しています。

7月はウガンダの料理でした。
・ポショ
・ポショのソース(白いんげん豆のトマト煮)
・サラダ
・フルーツ


☆ポショ: お父さんがウガンダ人の園児のご家庭で主食として食べられているそうです。ヤムイモパウダーと片栗粉と水を混ぜ、火にかけながら練り上げていきます。マッシュポテトのような食感でした。

☆ポショのソース:玉ねぎ、トマト、白いんげん豆を煮込み、塩コショウで味付けしました。ポショの上にかけて、混ぜながら食べます。





おやつは
・ウガンダ風サモサ
・牛乳

☆ウガンダ風サモサ: ウガンダで軽食として食べられているそうです。本来は小麦粉で皮を作りますが、保育園ではライスペーパーを使用しました。カレー粉や塩コショウで味付けして炒めた鶏肉と野菜をライスペーパーで三角錐型に包み、揚げました。
ウガンダでは、中身の具材に牛肉をつかうことが多いそうです。
 




いずみ保育園でウガンダの料理を提供したのが、2回目になりました。
初めてウガンダの料理を食べる子もいましたが、子どもたちや職員も興味を持ち、いろいろな国の料理を知る、良い食体験ができたと思います。

YMCAいずみ保育園 栄養士 須貝玲美)

2019年7月2日火曜日

園産園消~雨の水ももったいない!の巻


YMCAいずみ保育園     畑の栽培と環境タスクのご報告


 雨が降るとなかなか外で遊べない子どもたち。



雨が止んで園庭に出ると修理してもらった雨水タンクの中を覗いて「スゲ~!こんなにたまってる。」とジョーロをもって畑に水やりに「水は野菜のごはんだね」「お水こぼしたらもったいない」と話しながら、みんなのおへそくらいまで大きくなったじゃがいもや、芽が出てきたえだまめを観察していました。




園庭に戻ると早速タンクの水で泥んこ遊びが始まっていました。雨が降るのがちょっと楽しみになったかな?




いずみ保育園 廣田 翼 伊藤 航也