いずみ保育園の園庭には、横浜市の緑化整備助成のバックアップのもと、2016年度から芝生化を行っているスペースがあります。
春になって芝生が生き生きと育ってくれるように、園庭タスクチームで保護強化の取り組みを進めています。
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作業前の園庭 |
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芝生はまだ休眠状態です。 |
2月16日(土)には、4歳児きりんぐみとの2歳児りすぐみのご姉弟の保護者の方のお勤め先「株式会社 渋谷緑建」よりご協力をいただき、芝生と園庭の境に古タイヤの埋め込み作業をボランティアで行ってくださいました。古タイヤは、保育士のお知り合いの 「株式会社ビックフット」という業者の方から無料でいただいたものです。
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20個のタイヤを芝生の脇に埋める作業です。 |
朝早くから保護者のお父様と他に2名のボランティアの方が参加してくださり、「ユンボー」という小型のショベルカーを持参していただき、軽々と穴を掘り次々とタイヤを埋めてくださいました。
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園庭にミニショベルカー「ユンボー」が登場! |
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最初の1個が埋められました。 |
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どんどん穴が掘られていきます。 |
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次々にタイヤが埋められました。 |
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途中から向きを変えて埋めてもらいました。 |
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埋めた後もしっかり土を固めてくれました。 |
2階のテラスや廊下のガラス越しで見ていた子どもたちも、珍しい機械の登場に「がんばれー!」と大声援をかけてくれました。
タイヤは、芝生に人が入りにくくする他、園の子どもたちが馬乗りをしたり、渡り歩いたり、ジャンプしたり、バランス感覚を養うための遊具にもなり、子どもたちにとっても素敵なスペースになることでしょう。
「株式会社 渋谷緑建」の皆様には、タイヤの埋め込み作業以外に裏の畑のスペースを「ユンボー」で土起し作業もしていただき、大きく頑丈な木の根をきれいに掘り起こしてくれました。
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柵を解体し、柵を超えて伸びた木もこの通り。 |
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パパ、かっこいいです! |
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スタッフのお子さんも畑のお掃除ボランティアしてくれました。 |
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こんなにたくさんきれいにしていただきました。 |
「株式会社ビックフット」の皆様からの古タイヤのご提供、そして「株式会社 渋谷緑建」の皆様の1日かけてのボランティア作業、心から感謝申し上げます。お陰様でこんなに素敵な園庭になりました。これから保育園の子どもたちと一緒に大切に使っていきたいと思います。
早速、週明けの月曜日、突然出現したタイヤに子どもたちは興味津々、あっという間に行列ができました。
先生が見守る中、一人ずつ、恐る恐る、乗っかって進んでみました。
慣れてくれると、みんなバランスよく、軽やかに渡り歩くことができるようになりました。みんなとっても嬉しそうです。
春が来て、芝が芽吹き、園庭の青々と育った 芝生やタイヤの周りで子どもたちが賑やかにゆったり過ごせることをとても楽しみにしています。本当にありがとうございました。
(YMCAいずみ保育園 佐々木美智)