2019年2月27日水曜日

ピンクシャツデーってなあに?

YMCAいずみ保育園・ピンクシャツデー報告

「ピンクシャツデーってなあに??」
ということで、2月15日(金)に、最初に幼児クラスの中で「ピンクシャツデー」のお話をしました。
昔、カナダでピンクのシャツを着た男の子がいじめにあった時、「そのいじめをなくそう!!」と男の子でも女の子でもピンクのシャツを着て、みんな「大切な友だち」だということをアピールしながら自然にいじめがなくなったというお話です。最初に先生からお話を聞き、そして今度は子どもたちに、このいじめの話を実際にみんなの前に出てきて演じてもらい、「どんな気持ちかな?」と考えました。
「男の子がピンクの服を着たら気持ち悪い?」「ピンクの服着てる男の子とは遊ばないっていわれたらどうかな?」と聞くと「いやな気持ちになる。」「何色の服着てても良いんだよ。」と子どもたちは答えてくれました。
ピンクシャツデーの話から、「みんな違ってみんないい」ということと、髪の毛が長くても短くても国が違ってもみんな「大切な友だち」ということを、みんなで輪になって手を繋ぎ、一緒に思い合いました。
221日(木)の誕生会では園長先生から全クラスの子どもたちに、改めてお話がありました。そして27日(水)の「ピンクシャツデー」の日に向けて、保護者の方やスタッフの皆さんから「いじめのない世界をめざす」ためのメッセージを集め、大きなピンクTシャツポスターを作りました。大きなTシャツの周りには お母さんたちが描いた メッセージTシャツを着た子どもたちも登場しています。登降園の時間帯は保護者の皆さんも足を止めて一緒にメッセージを興味深く読んでいる様子を伺うことができました。
乳児クラスの子どもたちも知っているお友だちの顔写真を見つけて、嬉しそうに指をさしながら興味を示してくれました。

午前中、幼児クラスでは紙芝居を見ながら、繰り返しお話を聞き、ピンクシャツデーの理解をさらに深めました。

「みんな違ってみんないい、みんな大切な友だち」という気持ちが、いずみ保育園での保育生活の中でどんどん育っていくことをスタッフ一同心から願っています。一人ひとりがお互いを大切に思い、いじめのない笑顔いっぱいの世の中になりますように!

YMCAいずみ保育園 佐々木美智)