今年は2月19日(木)に午前中いっぱいかけて、中国の保護者と職員6名で約450個の水餃子を作りました。
中国の方々が慣れた手つきで、小麦粉をこねたり皮に伸ばしたりしていく様子は、毎年のことながら感嘆の声があがります。保護者からこつを教わって、何とか皮を薄く丸く伸ばしたり具を包んだりする作業をし続け、大変な数ではありましたが、他愛もないおしゃべりをしながらでしたので、とても楽しい時間となりました。
作っている様子を時々のぞきに来て「何作ってるの?」と聞いてくる子どもたちは、日本の家庭ではあまり見られない光景に興味津々。「今日のおやつは餃子だって!」と友だちに教えながら楽しみにしていました。
おやつを食べる前に、保育士が「中国のお正月に食べるんだよ」と水餃子の紹介をし、作ってくれた中国のお友だちのお母さんたちにも感謝してから、皆で美味しくいただきました。
中国の保護者と職員が自然に交流できること、子どもにも大人にもわかりやすい「食」の体験から身近な国の文化に触れることは、多文化共生のひとつのかたちとして今後も続けていきたいと思います。
(YMCAいずみ保育園 島田 真理)