2018年3月27日火曜日

3月きずなの日 宮城県




YMCAいずみ保育園      3月のきずなの日のご報告

いずみ保育園では7年前の東日本大震災をきっかけに、毎月11日を「きずなの日」として岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供しています。
今でも大変な思いをしている方々を子どもたちが思い出し、考える機会をつくりたいと思います。
3月のメニューは、宮城県でした。
・ごはん
・おぼろ汁
・しそ巻風鶏肉
・すき昆布の煮物
・フルーツ 


☆おぼろ汁:江戸時代末期、上方の僧の伝授とされる涌谷町独特のおぼろ豆腐を用いた精進料理のひとつです。とろみがあり、しょうがの風味を感じられる汁物です。

☆しそ巻風鶏肉:宮城県の郷土料理のしそ巻(味噌をシソの葉でまいたもの)のように、鶏肉に味噌をつけてシソの葉をのせて焼きました。

☆すき昆布の煮物:すき昆布は三陸沿岸部から八戸あたりが主な産地であり、すき昆布の煮物が作られるようになりました。


おやつは牛乳とがんづきです。
☆がんづき:漢字で書くと「雁月」と書きます。丸く蒸し上がった形を月に見立て、ごまの雁(かも科の大形の水鳥)が飛んでいる様子から名づけられました。


今年度も何回か登場した宮崎県の郷土料理。子ども達も毎回美味しく給食を食べている様子がみられます。
食事を通して、東日本大震災の被害にあった土地のことを思い出すことができる日になれば、との思いをこめて給食を作りました。


YMCAいずみ保育園 栄養士 中丸恵梨奈)