2015年5月14日木曜日

食育を通して「つながる」

YMCAいずみ保育園 きずなの日・世界の料理のご報告

いずみ保育園では、昨年度から毎月11日を「きずなの日」と題し、
東日本大震災で被害が多かった
岩手・宮城・福島の郷土料理を給食に取り入れてきました。
今年度も困難な中にいる方たちを忘れることなく
「きずなの日」を継続して行っています。


4月は宮城県の白石温麺を使った「温麺サラダ」、
5月は岩手県の「まめぶ汁」を提供しました。


いずみ保育園の周辺は外国につながる方が多い地域で、
いずみ保育園にも外国につながる子どもたちが在園しています。
そこで、今年度から新たな試みとして、
いずみ保育園の外国につながる子どもたちの国、
ベトナム・中国・ベルー・カンボジアの食文化を紹介していきます。
食事の前には、絵を使ってその国の場所を探したり、
簡単なあいさつをその国の言葉で言ったりと、
様々な国の食文化に触れ多文化共生の保育園として
子どもたちと共に学んでいきたいと思います。


4月はベトナム料理の「スープヌイ」というマカロニスープ、
5月はカンボジア料理の「ボボー・ラパウ」という
かぼちゃのココナッツミルク煮を提供します。
毎月の「世界の料理の日」が子どもたちの楽しみになるよう、
様々工夫をしていきたいと思います。

(YMCAいずみ保育園 岩本 菜穂美)