2015年5月20日水曜日

アンネのバラが咲きました

YMCAいずみ保育園 アンネのバラが咲きました
アンネのバラはベルギーの園芸家が作出した新品種のバラで
souvenir d’ Anne Frank》(直訳すると「アンネ・フランクの思い出」
日本では「アンネ・フランクの形見」と言われる)と命名され、
アンネの父であるオットー・フランク氏に贈られました。
アンネのバラは『戦争のない、平和な世界に』という
アンネの願いとともに日本全国に広がっています。
このバラは蕾の時は赤、開花すると黄金色になり、
時間の経過とともにサーモンピンクに変色し、
やがてはさらに濃いピンクに変色します。


アンネは豊かな才能を秘めたまま戦争と民族差別の為に
若くして命を奪われました。
そんな彼女が生きていたなら、その才能を活かし、
人生においていくつもの美しい花を咲かせたでしょう。
多様に変容するアンネのバラには
多くの可能性を秘めたアンネを表現しています。


いずみ保育園では約8年前にこのアンネのバラを譲り受け、
玄関入口に植えられています。
今年も保育園のアンネのバラがきれいに咲きました。
子どもたちも一緒にお世話をしています。

これからも、いずみ保育園のアンネのバラを
温かい目で見守っていてください。   
(YMCAいずみ保育園 鈴木 由希)