2018年10月12日金曜日

郷土料理で震災の地域を知ろう!

YMCAいずみ保育園      きずなの日(福島県)のご報告


いずみ保育園では7年前の東日本大震災をきっかけに、毎月1回「きずなの日」として岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供しています。

今でも大変な思いをしている方々がいることを思い出し、震災を知らない子どもたちが知り、考える機会をつくりたいと思います。

10月のメニューは、福島県でした。
・ごはん
・みそ汁
・ざくざく煮
・ひき菜炒り
・フルーツ 

☆ざくざく煮:野菜をざくざく切ることから「ざくざく煮」や「ざくざく」と呼ばれています。鮭とたくさんの野菜が入り、お祝いのときに食べる地域もあります。

☆ひき菜炒り: 「ひきな」とは、にんじんや大根の千切りを意味する方言です。
甘辛い味付けの郷土料理で、保育園では、しめじ、えごま、油揚げも入れて作りました。

煮物に鮭が入っているのが新鮮で、子どもたちもたくさん食べてくれました。


 
おやつは
・しんごろう
・牛乳

☆しんごろう:福島県会津田島地方の郷土料理で米を半つきにして串にさし、えごまと砂糖を混ぜた「じゅうねんみそ」をつけて囲炉裏で焼くのが本来の作り方です。
昔、神様にお供えするお餅がなかった農民のしんごろうという人が、お餅の代わりに作ったことから、名前がついたと言われています。
「手にくっつく!」という声も聞こえましたが、こちらも子どもたちは美味しそうによく食べてくれました。


YMCAいずみ保育園  栄養士 須貝玲美)