2022年3月2日水曜日

ピンクシャツデーって?

「ピンクシャツデー」は2007年カナダの学生2人から始まったいじめ反対運動です。

ピンクシャツデーは、ピンクシャツを着たりピンク色のものを身につけたり

することで「いじめ反対」の意思表示をします。

横浜YMCAでは2013年よりピンクティーシャツデーを取り組んでいじめのない社会を目指しています。

2月はピンクティシャッツデー月間としてYMCAいずみ保育園でも取り組みました。

子どもたちといじめについて話すのが難しいですが、「思いやり」「人の気持ち」についてたくさん話したり考えたりしました。

幼児集会ではみんなが持っている気持ちを顔の表情で表しながらその表情に合わせて「どんな気持ちかな?」と子どもたちに聞きました。笑っている顔を見せると「アイスクリームを食べた顔」「嬉しい顔」と話しました。泣いている顔を見せると「いじわるされた」「怒られたのかな」という声が多かったです。その後に「じゃあ、泣いている友だちを見たらどうすればいい?」と聞いてみると「大丈夫と優しく聞く」「いいこいいこしてあげる」と子どもたちなりに困っている友だちを助けようとする意見が出ました。


幼児礼拝ではピンクティーシャツデーについて触れました。聖書の中にある言葉「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」を真剣な表情で聞いていた子どもたちでした。 


幼い子どもたちは大人を見て成長します。私たちが相手のことに対して、接し方や言葉遣いなどの区別が出来ないためすべてが正解だと思うのが子どもたちです。大人はテレビ番組見ながら「デブだね」「バカだね」とさりげなく言うつもりだが子どもたちは似たような場面でその言葉を使います。その言葉で知らないうちに誰かを傷つくかも知りません。

YMCAいずみ保育園では子どもたちに一人ひとりが大切な存在であり、同じ子は一人もいない、みんな違うからこそすばらしい、ということを伝えながらいじめや差別のない社会を願っております。


 【YMCAいずみ保育園 松井リリアン】

ML/ao