2018年4月27日金曜日


YMCAいずみ保育園きずなの日(岩手県)のご報告

いずみ保育園では7年前の東日本大震災をきっかけに、毎月11日を「きずなの日」として岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供しています。

今でも大変な思いをしている方々を子どもたちが思い出し、考える機会をつくりたいと思います。
4月のメニューは、岩手県でした。

・ごはん

・ざくざく汁

・鶏の南部焼き

・ひき菜炒り

・フルーツ 


☆ざくざく汁:野菜をざくざくと切ることからざくざく汁と言われています。


☆鶏肉の南部焼き:南部地方(現在の東北地方)がごまの名産地であることから、ごまを用いた料理を「南部~」と言います。醤油味が一般的ですが、今回はみそで味付けをしました。


☆ひき菜炒り:「ひきな」とは大根や人参の千切りを意味する方言です。甘辛い味付けの郷土料理です。






おやつは

・味噌かんぷら

・牛乳

☆:味噌かんぷら:小じゃがいもが収穫される時期に食べられます。じゃが芋を油でいため、味噌と醤油をからめます。
東北地方ではじゃがいもを「かんぷら」と呼ぶそうです。






 食材がたくさん入った「ざくざく汁」は野菜のお出汁がたくさん出て、子どもたちもたくさんおかわりし
てくれました。
味噌味の鮭も白いご飯が進んでいる様子を見ることが出来ました。

 幼児クラスがおやつを食べる前、子どもたちに「きずなの日」と「味噌かんぷら」についてお話しました。


食事を通して、被災地にいるたちのことを思い出す時になるといいなと思います。


YMCAいずみ保育園     栄養士 中丸恵梨奈)