YMCAいずみ保育園 卒園児キャンプのご報告
今年も「卒園児キャンプ」を富士山YMCAで実施しました。1年生から6年生42名と職員7名が参加し、1年生11名、2年生10名と半数が低学年でしたが、6年生が11名も来てくれました。
集合の時から久しぶりに会う子同士が再会を喜び合う姿が見られ、行きの車内ではおしゃべりに花が咲き、歌を歌ったり、クイズやしりとりなどをしながら楽しく過ごしていたので、到着までの3時間も短く感じました。
富士山YMCAに着き、雄大な富士山の姿を「大きいね~」と眺めながらお楽しみのお弁当を食べました。
食べ終わった子から自由遊びの時間になって、「ハンモックに行こう」「すすきの迷路に行こう」と友だちを誘い合ってすぐに向かって行く姿を見て、富士山YMCAが馴染みの場所になっているんだなぁということがわかりました。
夕食のカレー作りで使う薪拾いをお願いすると、「これも使える~?」と聞きながら何度も往復して、友だちと協力しながら長い枝を探し続けてくれた子たち、薪割にも挑戦した子たちもいました。
つるみ保育園のファミリーキャンプに来ていた小学生たちと野球に興じる子たちもいて、その場で初めて会った子たちと自然に交流ができていました。
富士山YMCAのスタッフの案内で虫や植物を虫眼鏡で観察する時間も持て、敷地内の豊かな自然の中を散策することもできました。
夕食のカレーはグループで1鍋作ることにしました。高学年が年下の子たちに教えたり、相談しながら野菜洗いや皮むき、野菜切りを進め、「次は何やる?」とどのグループも積極的に取り組んでいました。
火おこしをしている職員のそばで火を眺めたり、煽いだりすることが気に入った子たちはその場から離れず、火の不思議な力の虜になっていたようです。
日中晴れて暖かだったのが、日が落ちると一気に気温も下がってきて、皆で作ったカレーとスープとサラダを食べて身体を温めました。
ナイトプログラムは、夏の卒園児交流会で「キャンプで夜やりたいこと」で出た案を受けて、今年初めて6年生主導できもだめしを行いました。
6年生だけで準備を進め、いよいよ本番。自分たちで考えた仕掛けに、驚いたり怖がったりする子たちを見て満足したりいまいちの反応にがっかりしたりしながらも、自分たちで考えて実行できたことは達成感につながったように思います。
翌日は、朝食後に荷物整理と掃除を済ませ、お昼ご飯まで敷地内での自由遊びができるとわかると、人気のハンモックはすぐにいっぱいに・・・
テラスで折り紙やUNOをしながらのんびり過ごす子たちもいました。
遊びの時間はあっという間で、皆の表情からは遊び足りないのが読み取れましたが、お昼ご飯を食べてからスタッフに挨拶をして帰りのバスに乗ると、気持ちは次のお楽しみのお買い物へ。
皆限られた時間の中で、家族や自分のためのお土産を必死に選んでいました。
帰りの車内は疲れてぐっすり眠る子もいれば、お喋りをし続けまだまだ元気な子もいました。
たった1泊2日のキャンプでしたが、同じ学年でなくても同じ保育園で過ごした子どもたち同士のつながりを感じ、これからもそのつながりを大事にした活動を続けていきたいと思っています。
(YMCAいずみ保育園 島田真理)