今年の6月頃に4代目カブトムシが成虫になり顔を見せてくれて早3ケ月。
幼虫だったカブトムシがさなぎになり成虫になる姿を待ち遠しく待っていた時期が懐かしく思います。
成虫になり、毎日のエサやりや観察、時にはたくさん手に乗せたり身体をもって、「かっこいいね」「羽が動いたよ」と子ども同士でやり取りをたくさんしました。
幼児乳児関係なく、誰でも見える場所にカブトムシを飼っていたこともあり、保護者と一緒に毎朝カブトムシを見る日課になっていた子もいました。
しかし、カブトムシの一生は1年と早く、夏が終わるころに少しずつ神さまの所に戻っていきます。そのたびに子どもたち悲しそうな顔をし、裏庭へ毎年お墓を作り、「今年もありがとう」と子どもなりに手を組んでお祈りをします。
しかし、新しい命にもたくさん出会うことができました!! 成虫が神さまの所へ戻っていくうちになんだか土もどんどん減っていき、黒い粒も多いなってきたことに子どもたちが気づきます。
ケースの裏を見るとたくさんの幼虫さん。そうです、神さまの所へ戻っていった成虫たちが新しい命を誕生させてくれていたのです!!
子どもたちは大喜び☆ 黒い粒は幼虫のウンチだったのです。
さっそく、ウンチまみれのケースから幼虫を救出し、新しい土を入れ替えました。
新しい土になって大喜びの幼虫はすぐに土の中に潜り、一安心。子どもたちも一安心。 これからまた、カブトムシの一生が見れるなんで贅沢ですね。
自然の、命の、美しさや尊さ、不思議さ。
そして自然を、命を、大切に。
子どもたちと繰り返し、感じていけたらと思います。
【YMCAいずみ保育園 岡崎】
AO/ao