YMCAいずみ保育園 給食(世界の料理の日)のご報告
いずみ保育園では6年前に起こった東日本大震災をきっかけに、今年度も毎月11日を「きずなの日」として、岩手県・宮城県・福島県・熊本県の郷土料理を提供します。
今でも大変な思いをしている方々を子どもたちが思い出し、考える機会をつくりたいと思います。
4月のメニューは、福島県でした。
・ごはん
・ざくざく汁
・セリと鶏肉の甘辛炒め
・ひき菜いり
・フルーツ
☆ざくざく汁:野菜をざくざく切ることからざくざく汁と呼ばれています。人参、ごぼう、玉ねぎ、里芋、ねぎ、豆腐が入り、醤油とみりんで味付けしました。
☆セリと鶏肉の甘辛炒め:東北地方で有名なセリの炒め物です。しゃきしゃきとした食感でした。
☆ひき菜いり:「ひきな」とは大根や人参の千切りのことです。東北の家庭ではよく作られる炒め物です。
普段、給食ででないセリを使用したメニューでした。乳児クラスは苦手なこどもたちも何名かしましたが、幼児クラスの子どもたちはみんなよく食べている姿を見ることができました。
おやつは牛乳と味噌かんぷらです。
☆味噌かんぷら:小じゃがいもが収穫される時期に食べられます。じゃが芋を油でいため、味噌と砂糖をからめます。福島県の内陸部ではじゃがいもを「かんぷら」と呼ばれています。
新じゃがの美味しい時期です。ホクホクのじゃが芋と味噌が合った美味しいおやつになりました。